1日15分で驚きのダイエット効果!EMSトレーニングの秘密を徹底解明!!
ダイエットや筋トレの経験がある人であれば一度は聞いたことがある「EMSトレーニング」
短時間で効率よく筋肉を鍛えられると話題になり、今ではEMSトレーニング専門のジムもあるほどです。
しかし「名前は聞くけどどんなトレーニングなのかよくわからない」という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、EMSトレーニングとその効果について徹底解明していこうと思います。
そして、「EMSトレーニングでなぜ痩せられるのか?」その秘密を明らかにしていきます。
EMSトレーニングとは?
EMSとは「Electrical Muscle Stimulation」の略称で「電気的筋肉刺激」という意味です。
つまりEMSトレーニングとは、筋肉に電気刺激を与えて鍛えるトレーニングということです。
鍛えたい筋肉にパットを密着させ微量の電流を流すことで、筋肉を収縮させ動かすのです。
私たちは通常、脳からの指令によって筋肉を収縮させ動かしているのですが、筋肉に電気刺激を与えることで、脳からの指令がなくても筋肉を収縮させることができるのです。
自分で動かそうとしなくても、勝手に筋肉がピクピク動いてくれるのです。
しかも、自分では収縮させられない箇所の筋肉までもが収縮されるのです。
要するに、自分で収縮させるよりも多くの筋肉を的確に収縮させることができるので、初心者でも筋肉を鍛えやすいということなのです。
ではなぜ、電気刺激を与えることで筋肉は収縮するのでしょうか?
人体に電流を流しても大丈夫なのでしょうか?
実は、電気刺激によって筋肉が収縮するという現象は、もともと人体に備わっているメカニズムなのです。
人体の細胞1つ1つには微弱電気(生体電気)が発生しており、生命を維持する上で重要な働きをしているのです。
脳から「動け」と指令が出されると、生体電気が電気信号となって筋肉へ送られ、筋肉の収縮が起こるのです。
手足の曲げ伸ばしや内臓の動きなど、人体の動きは全て、こうした電気作用によって行われているのです。
ですから、電気刺激によって筋肉を収縮させるという行為は、人体にとってごく自然な行為なのであり、適正な方法で電流を流していれば、人体に危害が及ぶことはないのです。
EMSを使用した効果的なトレーニング方法とは?
EMSトレーニングの効果で特に注目したいのが「ダイエット効果」です。
実際にEMSトレーニングを体験した方のコメントを見ると、
「2ヶ月で10kg以上体重が減少した」
「1ヶ月半で-7kgの目標達成」
「体脂肪率が23%から18%に下がった」
など、短期間でダイエットに成功できたという声が多数上がっています。
では、EMSを使用して電気刺激を与えてさえいれば、横になって寝ていても体脂肪がどんどん減って痩せられるのでしょうか?
確かに、EMSを使用すれば、じっとしていても筋肉が運動してくれるわけですから、理論上では、ダイエット効果が高まると考えられます。
しかし、短期間の内に目に見える大きな変化を起こしたいなら、EMSだけに頼るのではなく、体を動かすトレーニングを併用した方が効果的です。
なぜなら、筋肉の可動域(筋肉が伸び縮みする範囲)が広がることで筋肉の運動量が増し、それだけ多くのエネルギーが消費されるからです。
特に、筋肉を大きく伸ばした状態から収縮させる運動を取り入れることで、筋肉から放出されるエネルギーも増大するのです。
EMSトレーニング専門のジムでは、EMSスーツを着用して筋肉に電気刺激を与えながら、ダンベルやマシン、自重でのトレーニングを複合的に行うことによって、全身の主要な筋肉を短時間で効率よく鍛えつつ、エネルギー消費量を増やしているのです。
例えば、EMSスーツを着用した上で、
大筋群(脚・胸・背中・腹)を鍛える種目として、
①自重でのスクワット
②ダンベルベンチプレス
③ラットマシンプルダウン
④自重でのクランチ
の4種目を行うことによって、全身の主要な筋肉を効率よく鍛えることができ、エネルギー消費量も増やせるのです。
EMSトレーニングで成長ホルモンの分泌が活発化!
トレーニングによって筋肉が刺激されると、疲労物質である「乳酸」が発生してきます。
そして、血中の乳酸濃度が高まると「成長ホルモン」の分泌が活発になってくるのです。
つまり、「乳酸」の発生量が増えるほど「成長ホルモン」の分泌量も増えるのですが、実は、EMSトレーニングを行うと、短時間で大量の乳酸を発生させることができるのです。
EMSスーツを着用して筋トレを行うと、何も着用せずに行ったときよりも短い時間で筋肉が疲労し、筋肉を動かすのが辛くなってくるのですが、これは、筋肉が的確に刺激されたことによって、短時間で大量の乳酸が発生したからなのです。
そして、短時間で大量の乳酸が発生することで、成長ホルモンの分泌が活発になるのです。
成長ホルモンとは、脳の下垂体から血液中に分泌されるホルモンであり、子供の身長を伸ばすホルモンとして知られていますが、その他にも、
・筋肉量を増やす
・バストアップ
・代謝を高める
・体脂肪を分解する
・免疫力を高める
・骨の量を保つ
・肌に弾力とハリをもたらす
・抜け毛防止、増毛
・記憶力を保つ
・疲れにくくする
など、様々な働きがあるのです。
成長ホルモンの分泌は、15歳頃をピークに、25歳頃から急激に低下してきますが、成長ホルモンの分泌に年齢的な期限はなく、一生分泌されるホルモンになりますので、何歳からであっても、筋肉に的確な刺激を与えることで、成長ホルモンの分泌量を増やすことが可能なのです。
EMSトレーニングでなぜ痩せられるのか?
EMSトレーニングによって成長ホルモンの分泌が活発になるということは既述しましたが、成長ホルモンの働きの中で特に注目したいのが、「体脂肪を分解する」という働きなのです。
その働きの強さは「脂肪分解ホルモン」と言ってもいいくらい強力なものであり、成長ホルモンが分泌されてから5~7時間は、体脂肪の分解を促進し続けるのです。
成長ホルモンによって体脂肪が分解されると、脂肪細胞内で蓄えられていた体脂肪は、「脂肪酸」と「グリセロール」という2つの物質に分かれます。
ただし、この時点においてはまだ体脂肪が燃焼されたわけではありません。
あくまでも、体脂肪を分解してエネルギーとして利用しやすい状態にしただけということです。
ですから、体脂肪を燃焼させて減らすには、体脂肪の分解が促進されている間に体を動かして、エネルギー消費量を増やす必要があるのです。
EMSトレーニングでは、成長ホルモンの分泌を活発にして体脂肪の分解を促進しながら、ダンベルやマシン、自重での複合トレーニングを行いエネルギー消費量を増やしていきますので、1回15~20分のトレーニングであっても、その間で効率よく体脂肪を燃焼させて減らすことができるのです。
また、成長ホルモンが分泌されてから5~7時間は、体脂肪の分解が促進された状態が持続しますので、EMSトレーニング終了後も、体脂肪が燃焼されやすいゴールデンタイムが維持されるのです。
EMSトレーニングを行う際の注意点とは?
EMSトレーニングを行うに当たっては、自分で器具を購入し、自宅で行うことも可能です。
ただし、電気を用いて筋肉を刺激するわけですから、正しく安全に使用しなければなりません。
使い方を間違えると効果が得られないばかりか、体に悪影響を及ぼす恐れもあります。
通常の筋トレにおいては、筋肉への刺激は脳によってコントロールされ、刺激の強さが限界に達すると、「もう無理」と脳が危険を察知し、自ら制御できるのです。
しかし、EMSはこうした制御機能を持っていないため、電気の出力を上げ過ぎてしまうと、筋肉にとって無理な刺激が与えられてしまい、怪我につながる危険性があるのです。
実際、過度な電気刺激を与えてしまった結果、筋肉に激しい痛みを感じたり、皮膚のやけどや水ぶくれなどのトラブルも起こっています。
ですから、EMSを使用する際には、必ず説明書に目を通し、使用方法を十分に理解した上で、正しく安全に使用することが大切なのです。
もし、自分一人で使用するのが不安であったり、筋トレの経験があまりないという場合には、EMSトレーニング専門のパーソナルジムを利用することをお奨めします。
その方が、EMSトレーニングを正しく安全に行えて、目的に合わせた効果を出しやすいからです。
パーソナルジムであれば、自分に合ったメニューの作成から、EMSスーツの選定と着用サポート、電気の周波数の調整、フォームの矯正、負荷の設定など、必要なことは全てトレーナーがやってくれますし、自分は指示に従って頑張ればいいだけなのです。
まとめ
今回は、EMSトレーニングとその効果について説明してきましたが、最後にポイントをまとめておきますと、
・EMSを使用し筋肉に電気刺激を与えることで、筋肉を自動的に収縮させることができる。
・しかも、自分で収縮させるよりも多くの筋肉を的確に収縮させることができる。
・EMSと体を動かすトレーニングを組み合わせることで、エネルギー消費量が増大する。
・EMSトレーニングを行うと乳酸が大量発生し、成長ホルモンの分泌が活発になる。
・成長ホルモンによって分解された体脂肪は、エネルギーとして燃焼されやすくなる。
・EMSには制御機能がないので、電気の出力を上げ過ぎないように注意する。
となります。
短期間でダイエットに成功したいなら、EMSトレーニングがお奨めです!
EMSトレーニングで体脂肪を減らし、理想の体型を手に入れてください!